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素朴な味わいと見た目が愛おしい名物品

五平餅は愛知県のソウルフードですが、岐阜県や長野県など奥三河の山間部に伝わる郷土料理です。お米をつぶして串に巻きつけタレをつけて焼いたものですが、起源には諸説あり、山の神へのお供え物や、山仕事の人のお弁当とも言われています。いずれにしても山の暮らしで生まれた郷土料理ですが、面白いのが伝承される形です。愛知県ではわらじ型ですが、丸い団子型やきりたんぽ型など、地域によって形は多種多様です。味の決め手となるたれにもいろいろあり、基本的には味噌や醬油をベースにクルミやごま、エゴマなどが使われます。それぞれの地域がそれぞれ伝承されているものがルーツだと考えていますが、五平餅の分布と重なる中馬街道伝いに山間部の食文化が広まったというのが定説です。そんな中、長野県境に近い地域が伝播に都合のいい位置であり、味噌やたまりの食文化が古くからある豊田市が発祥地ではないかとする研究があります。いずれにしても中部地方の山間部で古くから親しまれるソウルフードであることは確かであり、形はさまざま、味わいもさまざまですが、素朴で独特の味わいが魅力の逸品です。面白いのは、県東部6町村が合併した豊田市では、地域ごとに形が異なるバラエティに富んだ五平餅がいただけることです。中には長さ20センチもある大わらじと呼ばれる五平餅もありますので、ぜひ現地で食べ比べてみてはいかがでしょうか。

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